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​ちょっと横行き-建築をもとめて

 ― ARCOT設計工房 ―
 

・ハラミュージアムアーク(2008/6/28)


磯崎新氏設計の木造の美術館です。
木造と言うことであまり大きな建物をイメージしていなかったのですが、エントランスに建つ人からこの建物のスケールを想像していただきたいです。
大きな木造建築物です。
エントランスホール奥のピラミット状のトップライトのある屋根が大空間のA展示室になります。
ホールから少し奥まったA展示室入り口は、スポットライトのような光がそそぎ、きれいです。
この7月27日に特別展示室『觀海庵』がオープンします。


 

・群馬県立のぐんま天文台(2008/6/28)


平成11年7月に開館された磯崎新氏設計の県立の天文台です。     
2階の展示ホールです。
光が構造体にとつくりだすグラデュエーションは、すばらしい。  
光の濃淡は、建築空間に無限な奥行きを与え、空間に静寂や動きを与えてくれます。
これが、建築です。
建築は、光のありようで様々に存在します。
建築は、すばらしい。
光は、すばらしい。


 

・群馬県立近代美術館(2008/5/18)


県立の近代美術館がリニュアルオープンし、設計者の磯崎新氏の『七つの美術空間』展行われていたので、でかけました。
群馬県立近代美術館のスケルトン模型・ロスアンジェルス現代美術館の模型・中国の中央美術学院美術館・上海証大ヒマラヤ芸術センターなど、磯崎新氏の最近作品に接することができ、建築ってこんなにすばらしいものなんだと暫くぶりで、胸躍る思いにさせられました。
ここで、『觀海庵』の増築のことも知りました。                              


 

・群馬音楽センター(2008/5/8)

                            アントニーレイモンド氏設計の音楽センターです。
この建物が建っているところは、石垣や堀が現存する歴史を感じさせる、高崎城址公園の中にあります。
建設されて間もなく50年になりますので、コンクリート打ち放しの痛みのあるのでしょうが、すっかり城址公園に馴染んでいました。
維持管理は大変でしょうが、一日も長く現役であり続けてほしいものだと思います。
なお奥の高層ビルは、現在の高崎市役所です。  


 

・筑波山駐車場トイレ(2007/11/18)


筑波山神社から男体山、女体山そして筑波山神社というコースでハイキングをしてきました。
筑波山神社へ最も近い駐車場の出入り口のところにある公衆トイレです。
屋根が凝っています。
中はどんな風になっているのかと、用事がなくとも入ってみたくなりそうなトイレです。
観光地のトイレにも感心させられるものがあります。
水戸黄門の西山荘の駐車場のトイレなども一見の価値があります。・・・公衆トイレ評論家

 

  

・船橋市子ども美術館(2007/10/28)


アンデルセン公園と一体となった施設です。
美術館としての展示スペースの他、ワークショップ室などのパフォーマンスゾーン、そして、陶芸などの出来るクラフトゾーンなどの施設があり、かなり楽しそうです。
建物の形も子どもの施設であることを内外共に表現していて、十分楽しめます。
外部の水のみ場なども、ガウディのそれのようで楽しい。
本当にそう、と確かめに行ってください。

 

 

・川口市立アートギャラリー(2007/9/30)


木造建築ということを知っていたからでしょうか、やわらかく、温かみを感じ、個展を開いたりするのにうってつけの美術館だと思いました。
また、木造の美術館ということでしたのでもう少し、小さな美術館を想像していたのですが、予想以上に大きな美術館でした。
立ち木のほとんどない広場に水平線の強調されたシンプルな建物が建っていますので、是非見に行ってください。

 

・葛西臨海水族館(2007/7/19)


谷口吉生氏設計の水族館です。
エントランスホールを覆う大きなガラス張りのドームが特徴的な建物です。
しかし、小生には、右の写真のゲート手前のレストラン棟が一番気になりました。
単純な長方形のRC造の打ち放しの列柱と、透けるような薄いテント地の屋根が気に入りました。

 

・神奈川県立青少年センター(2006/7/13)


前川國男氏設計の青少年センターが、耐震補強や大規模改修を行い、2005年7月にリニューアルオープンしたものです。
ファサードは、ル・コルビュジェ風ですが、ステージの外壁面に打ち込みタイルが使われ、前川國男風も垣間見れます。
設計した建物が、後々保存が論議され、建設費と変わらぬ費用をかけて再生してもらえるなど、設計者冥利に尽きます。
シンプルなプランでとても良い建物です。
 【ここでよい階段を見つけました。】
  踏み面(31.5cm)・蹴上げ(17cm)

 

・金毛窟  - 三渓園内(2006/7/13)


横浜の三渓園内、月下殿を待合とする原三渓作の二畳台目の茶室です。
1918年の建築とのことです。
このような建物を見ると、住宅というのは、機能一辺倒でよいのだろうか、と考えさせられます。
草庵風が良いとか、数寄屋造りが良いとか言うことではなく、合理性だけで家作りが語られて良いものだろうか?と。
 『私たちの住まいは、これで良いのか?』といつも問い続けたい。
  ・ 極力リサイクルできる建材を使いたい。
  ・ 自分だけがよければ良いという考えはやめる。
  ・ ゆがんだ家庭や社会にならない努める。 

 

・石の美術館  - 那須町(2006/7/9)


栃木県那須町芦野に隈研吾氏の設計で建築された『石の美術館』です。
隣り町の馬頭町の『広重美術館』についでの隈研吾氏設計の美術館への訪問です。
この上なく対照的過ぎまる建物で、方やガラス・紙そして木材に対して、この建物は全て”石”です。
共通点は、どちらも内部の展示作品に負けず劣らず建物自体が、美術品のごとくあるということでしょうか。
とくにこの美術館は、展示品の存在を認めてはくれない美術館です。

 

・千葉県野田市 MOMOA - 茂木本家美術館(2006/5/28)


 千葉県野田市に彦坂裕氏設計の『MOMOA-茂木本家美術館』が建ちました。
小生の故郷であるこの町には、有名建築家の建築作品はほとんどありません。
 この町を知らない人は、古い商家や民家の建つ町並みをイメージし、保存したり、復活することが”まちづくり”と考える人がいるようです。
しかし、この町は興風会館や旧商工会議所そして旧キッコーマン本社社屋と近隣の町に先駆けて当時の時代を象徴するようなモダンな建物が次々に建てられ、多くの買い物客でにぎわっていた町なのです。
林雅子氏設計の高梨邸ができた時もうれしかった。
でもこうして、見たり触ったり出来るきれいな建物が出来ることはもっと嬉しい。

 

・前川國男建築展 - 東京ステーションギャラリー(2006/3/3)


学生時代は、東京文化会館が好きでした。
ダイナミックで繊細な正面だけではなく、プレキャストコンクリートのプロセニアムの外壁と植え込みとの雰囲気が好きで周囲をよく散歩しました。
今は、大宮公園内にある埼玉県立博物館が好きです。
この建物は、自分の立っている場所々の環境やスケールが心地よく、すごく好きなのです。
 この建築展の展示作品は、建築技術の探求やプランニングでの提案とどれも制作意欲の伝わってくるものばかりで、55歳の小生はもっと頑張らなくてはと強い刺激を受けました。

”住んでいる人自体の生きざまがその住宅と一体となっている生活空間、それこそが本当の建築といえる”

建築家とは何か?
建築とは何か?

 

・千葉県産材をご存知ですか - 木と住の情報館(2005/3/26)

 
千葉県にも素晴らしい杉のあることをご存知ですか?
「山武杉」といいます。
木と住の情報館『モクイチ』千葉県東金市山田800番地で見たり、買ったりすることができます。
木目もつやも素晴らしい杉です。
皆さんも、是非見に行ってください。
感激しますよ。
”千葉県産材おそるべし”です。
残念なのは、高価過ぎることですが、千葉県木材振興協会などで普及品も紹介していただけそうなので、今後是非使ってみたいと思います。
皆さんも千葉県産材いかがですか。

 


・(水海道風土博物館)坂野家住宅(2006/2/19)

 
水海道市大生郷の「だいじん屋敷」坂野家住宅を訪ねてきました。
この地に土着して500年。
博物館となっても移築とかではなく、今も同じ所にあると言うことが素晴らしい。
土塁、板塀そして薬医門を持つ坂野家は、国指定の重要文化財の住宅ですが、単なる住宅ではなく、城のようです。
解体修理が済んだ豪邸は建坪118坪の茅葺きの平屋建てで、惣名主の住まいとしての威厳を放っています。
時代劇の撮影にも使われています。
NHKの柳生十兵衛に何度も出てきましたよ。

 

・(馬頭町)是非たずねて見て下さい - 広重美術館  (2005/9/23)

 
隈研吾氏の設計による美術館で平成12年の会館です。
和紙と観光やなで有名な烏山を過ぎると赤いりんごが目に入るようになり、まもなく国道294号線から少し入った所に美術館が見えてきます。
案内標識を見落とすと、木製格子の屋根の美しい美術館をイメージして行くと見落としてしまいます。
灰色の大きな切妻屋根の倉庫のようでした。
しかし、建物に近づくと驚きますよ。
大きな内部空間は、屋根も壁もガラス貼りで地元産の杉や石材そして和紙を使いて間仕切られているのです。
内部はどのように写真を撮って見ても、ここを訪れたことのない人には、空間を認識するのが難しいかもしれません。
皆さんもここを訪れて試してみてください。

冬は寒いそうですよ。

 

・群馬県立館林美術館を訪ねて(2004/5/9)

 
第一工房の設計による群馬県立の美術館で、平成13年10月の会館とのことでした。
NHKの日曜美術館で紹介されのを見て出かけて行きました。
美術館の規模は、子どもづれの家族がぶらっと出掛けて行くのにちょうど良い大きさだと思います。
小雨の降る日の見学でしたので、晴れた日にもう一度来たいなと思わせてくれました。
多々良沼周辺の周囲の環境が素晴らしい。
そして、館林うどんも食べてください。
美味しいですよ。


 

・千波湖を散策する (2003/7/20)

 偕楽園にある好文亭の眼下に広がる千波湖の周辺(約3km)をアオコや鯉のせびれを見ながらのんびりとマイペースで歩く。
老若男女それぞれ、それぞれのスタイルで湖畔の遊歩道を行き来しているすごい人数だ。
カルガモの家族も一つや二つではない。
遊歩道を横切る黒い白鳥のような鳥に道を遮られる。
湖にもいるがこの鳥は何と言う鳥だろうか?
くちばしは真っ赤なのである。

 

・シルバー住宅を考える

 住み慣れた我が家も、今や子供は巣立ち夫婦二人だけとなり、傷みもあるしシルバー時の住まいをのことを考えると、改築した方が良いのか、建替えた方が良いのか?
 今、このケースの住宅の改築の設計をやりながら、上手い解はないものかと、あれやこれや模索しています。
何か良い解をお持ちの方は、是非お聞かせください。

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